2012年2月
さくらごはんの素
娘の風邪をもらって昨日の夜、発熱したお米屋の嫁でございます
花粉症か?風邪か?とわからなかったけど、どうやら風邪だった模様。
この年になると高い熱を出すパワーもなく、出ても37度台。それでもやっぱりしんどい。
今朝は少しゆっくりさせてもらいましたが、後は普通に仕事。夕方からまた熱が出ないことを祈ります。
さて、今日は前にこのブログでもご案内した‘さくらごはんの素’を陳列しました
一緒に「春色おはぎ手づくりセット」もね。
お米を買いにきてくださった若い女性のお客様が、早速おはぎのセットを買ってくださいました。
ただ入ってきた商品をそのまま売るのではなくて、何か自分なりの提案をプラスして作った商品が売れるのは
格別に嬉しいことです。
物を大切に。
へははらひゅうにあながうまってしばったおごめやのよべでございばす→ 訳:今朝から急に鼻がつまってしまったお米屋の嫁でございます
喉も痛いし、咳も出る・・・・・風邪か?と思ったら、夕方にはくしゃみ連発。花粉症?
さて、この写真を見て下さい↓
同居している主人の父は、実は傘職人。
と、言うのはウソです。
だけど、孫の傘を一生懸命に修理してくれています。
父は今年77歳。この年代の人は父に限らず、物を大切にし、なかなか物を捨てられない人が多いと思います
がうちの父の場合はその度合いがすんごいのです。本当に物を捨てません。
物を大切にするのはとてもいいことだし、壊れても修理してまた使う様子を見ていると、すごいなぁ~と本当に
思うのですが、時々「もう、さすがにいいん違う?捨てても・・・・」と思うものも、なっかなか捨てません。
物にも寿命があって、もう十分天寿を全うしただろう、下手すりゃ寿命の倍くらい生きたん違う?と思うものでも
捨てません。父に「これ捨てていい?」と聞くと100%「置いといて」という言葉がかえってくるので、時々母と共
謀して黙ってこっそりゴミ箱へ捨てておくと、知らぬ間にまた元の場所に戻っていることもあります。
じーじと私の暗黙の闘いです。
これもすごいでしょ? ↓
これ、母が使っているアイロンなんですけど、年季入ってますよねぇ~
30年は使ってるらしいです。この間、とうとう母が「あかんようになった」と言って、「新しいの買おうか」と話して
いたら、いつの間にか父が分解して修理してました。また使えるようになりました。
こうやって何でも器用に直してしまう父はほんとにすごいな~って思うんですが・・・・
修理してまた使うのはとてもいいと思うんですが・・・
買うのもまた好きなんですよねぇ。
「捨てない」+「買う」=物が増える
なるべく必要なものだけで暮らしたいと思う私としては、父とケンカ(というか私が文句を言う)になることもしば
しば(笑)
父も何かを買ってきたら「へへへ、また園ちゃんに叱られるやろな~」と言いながら買ってきたものを見せま
す。もう笑うしかありません・・・・・
そして、そんな私が考えさせられた本がこれ ↓
娘の工作教室の先生でもあるモーネの井上由季子さんの「住み直す」
ご主人のお母様と同居されている井上さんが、引越しを考えてから、実際に引っ越して落ち着くまでの
様子が細かく書かれています。自分のことと重なる部分が多かったです。
暮らすとは、物とは、家族とは・・・・色々考えさせられる一冊でした。
「BT'63」上下巻~池井戸 潤
読む本は断然、女性作家さんより、男性作家さんのものの方が多いお米屋の嫁でございます
池井戸潤さんも好きな男性作家のお一人です。
何故、男性作家さんの本の方が好きかと言えば、答えは簡単。私が男っぽいからでしょう。
女性目線のものよりも、男性目線のものの方が性に合ってる気がします。
さて、この作品「BT‘63」のBTとはボンネットトラックのことです。
車には全然興味のない私でも、文中に何度も出てくるBTの描写は見たこともないその車をリアルに思い描くことができました。
池井戸さんの作品は社会や会社と戦う男が主人公の話が多いのですが、この作品もそう。過去と現在を行ったりきたりしてSFチックな内容ではあるのですが、ほんとにこんなこともあるのかも・・・と思わせるのは、さすがです。(なんて、エラソーに。私は書評家か?)
ちょっと残虐な場面もあるのですが、最後は涙なくしては読めない熱い一冊です。
ご縁
雨の一日でしたが、寒さも和らいだお陰で肩のこらない一日でした。
娘の合格のお祝いにとこんなかわいいチョコレートを頂きました
添えられた手紙の言葉に思わず涙ぐんだ私です。
合格発表の日も「(結果)どうだった?」と気にかけてお店に来てくれた方がいたり
このブログを読んでお祝いのメールを下さった方もいたり・・・
娘には「みんなこうやって気にかけて、見守ってくれてるんやで」と話をしました。
珍しく素直に「うん」と頷いていた娘ですが、本当にそのありがたさがわかるのは、今の私と同じような立場に
なってからなんでしょうね。
子供だけじゃなく、本当に私も周りの方々に恵まれているなぁと思います。
ご縁があって出会った方たちに、恩返しができるような生き方をしていきたいものです。でも、まだまだ自分の
ことに精一杯で余裕のない私ですが、いつかそんな風な自分になれたら・・・と思っています。
“ご縁”と言えば、また一つ新しいご縁がありました。
今日、大阪にある雑穀やこだわり食品を扱っているお店を尋ねたのですが、そこのスタッフの方が本当にいい
方で、扱っている商品ももちろんですが、そこの方のお人柄に感激した私です。
今後のお店の参考にと思い、急に訪ねた私に丁寧に色々と説明して下さいました。
いいお店&スタッフさんに出会えて、今日は嬉しい一日でした。
春色おはぎの作り方♪
食べ物関連の記事ばかり続いているお米屋の嫁でございます
今日は春らしいお菓子の作り方をご紹介致します
「さくらごはんの素」を販売し始めて、この春で3回目になります。「とても春らしい」とご好評を頂いている季節限定の人気商品となりました。
初めてこの商品を見た時に「混ぜご飯やちらし寿司もいいけど、もち米を使ったらきれいな桃色のおはぎが作れる!」と思いついたのです。毎年、チラシでそのご提案は書かせて頂いてきたのですが、今年はもち米と小豆をセットにした「春色おはぎ手づくりセット」を作って販売しようと思います。
こんな感じになると思います(試作品)↓
<セット内容>お米3合(もち米2合&うるち米1合)、小豆150g、さくらごはんの素1袋 860円
お花見のおともに、お友達へのプレゼントに、お子様とのおやつ作りに、おススメです。是非、作ってみて下さい。
■では、作り方のご紹介です(※当店で販売予定のセットを使用した場合です)約15個分 ※この「さくらごはんの素」は一応(二合用)と書いてありますが、私にはちょっと味が濃い感じがしたので三合で作っています。色・味ともに濃い方がお好みの方は二合で作ってくださいね。その場合は出来上がりは約10個です。
ご家庭でご用意頂くもの・・・砂糖120~150g、塩少々、塩水
下準備・・・お米は研いで3合より少し下の線くらいに水加減を合わせ、30~60分程度浸水させてから炊きます。
①まず、あんこをつくります(前日にでもあんこだけ作っておくと楽です)。小豆はさっと洗って、たっぷりの水で中火で茹でます。沸騰したらコップ一杯分の水を差し、再び沸騰したらアクを取りながら30分ほど茹でます。
真ん中の白いのがアクなので、こまめにすくいます。
それから一度、ザルに上げます。
再び水から茹でます。
ちょっと曇ってしまって画像が見にくいですが、こんな風に皮がむけてきたら(ちょっと柔らかくなり過ぎましたが・・・・汗)砂糖を数回に分けて入れます。甘さはお好みで加減してください。最後に塩少々で味を整えます。後はへら等で潰しながら、水気を飛ばしていきます。
へらですくってぽったりとまとまって落ちるくらいになったら火からおろします(この時点で柔らかくても、冷めるとかたくなるので大丈夫です)
150gの小豆で出来上がり量はだいたい480gくらいになります。
冷めたら20gずつ15個、まるめておきます。余ったあんこは冷凍もできます。(あまり小豆の量が少ないと作りづらいので、この量にしています)
②ごはんが炊き上がったら、ごはんをほぐし「さくらごはんの素」を混ぜこみます。
※さくらの花びらを全体に散らしたい場合は、あらかじめ茶こし等で汁と花びらを分けておき、花びらを包丁で刻んでおきます。花びらを仕上げにトッピングとして使う場合は、刻まずによけておきます。もちろん、そのまま混ぜ込んでもOKです。
③さくらごはんの素を混ぜたら、すりこぎなどで半分程度つぶします。
④ごはんは約60gずつ分けておくと、包む作業がスムーズにできます(分けておく場合、もち米は固くなりやすいので、必ずラップをかけておきます)
⑤手の平を塩水で濡らし(あまりつけ過ぎるとおはぎの表面がべちゃっとなるので、ご注意を)一個分のごはんを手の平に乗せて伸ばします。その真ん中にあんを乗せて包み込み、最後に楕円に形を整えたらできあがりです。
かわいい春色おはぎの出来上がり
あ、私、おはぎ、おはぎって言ってますけど、これにさくらの葉の塩漬けを巻いたら・・・
さくら餅ですよね(笑)
さくら餅にしたい方は、さくらの葉をご用意くださいませ。
初物~
気が付いたらマフラーを二本もしていたお米屋の嫁でございます
この冬はほんとに寒くて、お店の中でもマフラーをするのが常になっています。朝イチから普通にマフラーをしているのですが、それがあまりに当たり前になってしまって自分でマフラーをしているという感覚が薄れ、出かける時に改めて違うマフラーをその上にしてしまったんですねぇ。
帰ってきてしばらくしてから、母が私の方をみて「それ・・・わざとそうしてるんか?」というので「何が?」と聞くと「マフラー、二本」と・・・・
いくら寒くてもマフラーのW巻きはあまり見たことないですね。三本、巻かないように気をつけます!
まだ毎日寒くて、春はまだ遠いなぁ~と思っていたら・・・・
頂いちゃいました~、たけのこ
春はちゃんと土の中で育っていたんですね。
さっそく茹でて、美味しく頂きました
やわらかくて、味が濃くて、美味しかったぁ~
Yさん、ごちそうさまでした。
オムライス~
今朝、テレビを見ていたら、オムライスが映ってて無性に食べたくなったので・・・
作りました
やっぱりこういう味付けごはんで大事なのは、ごはんの硬さだと思うわ。
仕事柄、特にうるさいよー、ごはんの硬さに。
チャーハンとかオムライスでごはんが柔らかかったら、美味しさも半減だもんね。
今日は丁度いい硬さの冷ご飯があったし、美味しくできた
ごはんの具は玉ねぎとピーマンだけ。
みじんぎりにして炒めて、コンソメで味付けしたらチンしたごはんを入れて、
最後にちょい多目のケチャップ投入。
フライパンにバターとかして、玉子を流し込んで半熟でとめてすぐにとけるチーズをON。
仕上げにケチャップ&パセリ。
お腹空かせた娘が「おいし~」ってパクパク食べてくれた。
料理って面倒に思う時もあるけど、美味しそうに食べてくれる人がいると嬉しいよね。
わ~お!
春に向けてお店の模様替えをしたいなぁ~と考えているお米屋の嫁でございます
思いついたら即行動!の私でしたが、計画性のなさに周りに迷惑をかけることも多々あり、最近はちょっと慎重派。じっくり考えてから、模様替えしたいと思います。
先日、無事高校に合格した上の娘ですが、早速今日は朝から親子で制服合わせに行ってきました。
いやぁ~、わかっちゃいたけど・・・・
高いっ
母はもうびっくりですよ。
諭吉さんがぁ~、飛んで飛んで飛んで飛んでぇ~~~~ 円広志もびっくりする位、飛んで行きます。
合格したらすぐに、入学金と前期授業料の払込み。そして、今度は制服やら靴やらカバンやらジャージやら・・・
採寸してサイズを合わせ、追加の品(替えのシャツとか)を言ったらすぐに計算されて、その場で振込み用紙を
渡されました。
塾に通ったり、地方の短大に通わせてもらったりして、「あんたにどんだけお金かかったか!」と言った母の気
持ちが二十数年の時を経て、今、やっとわかったよ・・・母さん、ありがとう。
そうそう、制服のサイズ合わせのときに恥ずかしいことがありました。
今日は中学の制服を着て行ったのですが、高校のブレザーを試着するのに「ちょっと上、脱いでもらえます
か?」と言われ、ブレザーを脱いだ娘の腕を見て、思わず噴き出した私。
娘の中学のシャツは「どうしたらこんなとこが破けるの?」って思うような肩の下辺りが破けてて、
卒業間近で新しいシャツを買うのもはばかられ、見かねたばーばがあて布をしてつぎはぎしてくれたんです。
「かっこ悪い!」という娘に「上着きるし、見えへんからいいやん」と言ってた私。
まさか、よりによって今日そのシャツを着てきたとはね。
肩のとこが思いっきりつぎはぎ・・・イマドキ、あんまり見かけないですよね、つぎはぎ。あはは
帰ってきてからばーばにその話をしたら「そのつぎはぎ見たら、寄付もできないのわかってくれるやろ」だって。
そうなんですよ、私立は何かとお金がかかるっていうのに、その上「寄付金」なるものもあって(もちろん強請じ
ゃないです)「みんなするのかなぁ・・・」って気になってるんですけど、なんとその額、一口100,000円!
思わずゼロの数、数えちゃいましたよ。10,000円ならまだしも、100,000円って・・・
宝くじでも当たったら考えてみます。買ってないけど(笑)
遠くの親戚より・・・
最近、軍手が必須アイテムのお米屋の嫁でございます
こう寒いと、ただでさえ手先が冷たいのに、ダンボールをつぶしたり商品出しをしたりして手も荒れます。そんな時、軍手がおススメ。軍手だから汚しても気にならないし、なんか「仕事してる~」って感じに思うのは私だけ?
思わず軍手したままバイクにも乗っちゃいそうな勢いですが、さすがにまだそれはできません。一応、レディですから(40過ぎの)
最近、しみじみ思うこと。
それは、ほんとに助け合って暮らしていかなあかんなぁ・・・ということ。
高齢化社会という問題だけではなく、やっぱりご近所さん同士、日頃からお付き合いしてお互い何か困ったことがあった時は助け合える関係を築いておくことが、これからの時代は本当に大事だなぁと思うのです。
まさに「遠くの親戚より近くの他人」です。
最近、特にこんなことを思うようになったのも、周りでちょっとした出来事が続いたからです。
ご近所の一人暮らしのおじいさんが、家を出たところで転んで額を切って出血。「とりあえず、うえださんに行けばなんとかなる・・・」と思ったと、おじいさんは血を流しながらもうちの店までどうにか歩いて来ました。結構、深く切っていたので血もかなり出ていて、慌てて救急車を呼びました。
また違うお宅では、奥さんがぎっくり腰になってしまい、救急車を呼ぶほどではないけれど、動けないしほんとに困った、と。「うえださんにでも電話しようかと思ったくらい」と後から聞いて「呼んでくれたらよかったのに~」と話しをしたり・・・
「あ、そう言えば、あそこのおばあさん最近見かけないなぁ、元気にしてるかなぁ」と気になったりすることも度々。
お年寄りだけの暮らしだとほんとにちょっとした事ができなくて困ることが多いだろうなぁ、と実際一緒に暮らしている主人の両親を見ていると思うのです。そういうちょっとしたことを頼める人が近所に一人でもいると心強いですよね。
こういう話をすると「だけど、もし何かあった時に責任取れへんしなぁ」とかいう人がいますが、そんなこと考えてたら何もできひんわい!と思うのですが・・第一、人を助けたりする時にいちいちそんなこと考えませんけどね。
お互いがお隣さんを気にして、助け合える町になればいいのに・・と思うけど、今の社会ではなかなか難しいことなのでしょうか。京都という土地柄は特にそうなのかもしれません。
でも、せっかくこの町で商売をやらせて頂いているのですから、何かそういうことのお手伝いができる仕組みを作れないものかと考えている今日この頃でございます。
純米大吟醸生酒のご案内
低学年の頃はほんとに走るのが遅くて、最後の方にやっと姿が見えてくる・・って感じだったんですけどね、それでも彼女なりに毎年少しずつ順位を上げて、去年は二十番台。
今年は「十番台を目指す!」と言って、旦那さんと親子ジョギングを始めたり、前夜はお姉ちゃんと一緒に本番で走るコースを練習したりと、結構気合入ってました。
そして、今日。一周目はまだ声援に笑ってこたえる余裕があった娘も、ゴール間近では真剣な表情。見事、十番台でゴールしました。
来年は、十位以内を目指してガンバロー
さてさて今日は春の足音を感じる商品のご案内でございます
兵庫は富久錦酒造さんの純米大吟醸生酒。
その名も「吟霞」と「春の一刻」です。
緑色の素敵なボトルです。
■「吟霞」はお酒を搾る時、布の目を通り抜けて最初に流れ出す細かいもろみの混じったうすにごりのお酒です。グラスに注ぐと、まるで春の霞を思わせるお酒です。
一つの搾りから生まれる二つの味わい、是非、お楽しみ下さい。
■価格 各4200円
■容量 720ml(要冷蔵)
■原材料 加西市産山田錦100%(40%精米)
■お届け予定 3月13日頃の予定です。
どちらも数量限定です。
☆数量に達し次第、お申し込みは締め切らせて頂きます。
☆お電話でのご予約 075-641-2076 まで
メールでのご注文は info@okome-ueda.com まで
私も今から飲むのが楽しみです