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日々のできごと

やっちゃん、来る!

 


毎度、じーじと二人無言の夕食をとることが多い元お米屋の嫁でございますriceball

 

 

二か月超の入院生活のあと、お米屋も閉めて

 

 

じーじは大丈夫だろうか・・・とちょっと心配したんですけど

 

 

お陰様で元気にしております。

 

 

でも、そうそう話す話題もなく、お互い無言でひたすら食べるという時も珍しくありません。笑

 

 

外でじーじを見かけたら、どうか話しかけてあげてください!!

 

 

ボケられると、嫁が困りますんで!!

 

 

 

 

さて。

 

 

この間、北海道から元上司が会いに来てくれました。

 

 

私は京都の短大を卒業してから、地元の北海道・旭川に戻り

 

 

結婚するまでの三年ちょっとホテルの営業課で働いていました。

 

 

その当時の上司が奥さんと二人で京都に旅行にきて、わざわざ串かつ屋にも来てくれたんです。

 

 

会うのはめちゃめちゃ久しぶり。

 

 

2018124192822.JPGホテルの営業課というと、結婚式や宴会をとってくるのが仕事。

 

 

私たち女性は内勤で、サロンでお客様と打ち合わせをしたり

 

 

営業マンがとってきた宴会の伝票を調理場や宴会場などの各部署に回すのが仕事。

 

 

内勤女性の新人の仕事には「変更」という仕事があって、これが一番大変だった。

 

 

今でこそ、パソコンのキー一つで各部署に変更の連絡も行くんだろうけど

 

 

うちらの時代は「足」で変更にまわって歩いてた。

 

 

例えば、宴会の人数が一人減ったとする、

 

 

そうすると、調理場に行き、「一人減りました」と報告し伝票を赤ペンで直す、

 

 

今度は宴会場に行き、「一人減りました」と言って、セットの図面を赤ペンで直す、

 

 

経理にも行って、数字を赤ペンで直す。

 

 

この「変更」が例えば前日とか当日とか、間際であればあるほど、調理場では叱られ、

 

 

もう会場のセットが済んでいれば宴会場でも「チッ」と舌打ちをされる。

 

 

別に宴会の人数が減ったのはうちらのせいではないんだけど、それでも嫌な顔をされる。

 

 

「お前ら営業はいいよなー、宴会とってきたらいんだから」と何回言われたか。笑

 

 

うちら営業の女子の制服の胸ポケットにはいつも赤ペンが刺さっていた。

 

 

「変更」は本当に嫌な仕事で、大抵の新人はこの「変更」で泣くのが恒例だった。

 

 

この「変更」が多いのが、何故かYさんがとってきた宴会だった。笑

 

 

Yさんが串かつ屋に来てくれたときもこの話になって、

 

 

「俺の宴会、変更多かったよなー」って。

 

 

「ほんまそれ!!」

 

 

 

あーーー、懐かしい。

 

 

ほんとに懐かしい。

 

 

私はあの「変更」作業で結構鍛えられたと思う。

 

 

今でも覚えている。

 

 

入社して、先輩に付いてもらって仕事を覚えて、やっと一人で変更とかにも回るようになってしばらくした頃

 

 

初めて洋食の調理場で大声で怒鳴られて。

 

 

「お前らは簡単に『一人減りました』とか言うけどな、ここで働いてるみんなは朝早くから

 

 

お前ら営業が回すこの伝票一つを頼りに仕事してるんだっ!!」

 

 

それまでも変更に言って「減りました」って言うたびにいい顔はされてなかったので

 

 

感じてはいたんですけどね、人数減るって言いにくいわぁ~って。

 

 

でも、ちゃんとはわかってなかったんですよね。

 

 

自分らの回す伝票の重みが。

 

 

それ一枚で、何十人という調理場の人が動いてるっていう事の重大さを。

 

 

今までの新人やったら、ここが泣く場面やったらしいです。笑

 

 

でも、私は、この時言われた言葉が重すぎて、泣くのを通り越して「チーン」ってなってて

 

 

とぼとぼ調理場を後にしたんです。

 

 

 

 

 

 

そしたら、その私を怒鳴った副料理長が営業課に来て、私の上司に向かって

 

 

「なんだ、あの今年入った新人は。泣かなかったぞ」って言うてたらしいです。

 

 

そして、後日、その副料理長が私に言いました。

 

 

「人数減るのはお前らのせいじゃない。そんなことはわかってる。

 

 

でもな、あそこで俺が一言いわないとな。朝早くから働いてる調理場の奴らも気持ちもわかってくれ」

 

 

副調理長も怒鳴りたくて怒鳴ってるわけじゃない。

 

 

現場の声を代弁してるんだなぁって、わかりました。

 

 

 

 

 

ホテルで勤めたのは三年ちょっとやったけど、本当に楽しかった。

 

 

今、65になったYさんも、私が入社した頃はまだ三十代後半だったんだってことに気づいて

 

 

今の自分がとっくにその年も追い越していることにびっくり。

 

 

いつも飲み会ではベロベロになってたYさんやけど

 

 

優しくて、仕事は真面目で、面白くないギャグを連発して

 

 

うちら内勤の女性陣にとっては、距離が近くて、存在が大きい人だった。

 

 

よく上司が若い営業マンたちに「お前ら、Yを見習え!」って言ってたのを覚えている。

 

 

その位、マメにお得意さんのところに顔を出していたんだと思う。

 

 

 

ひっさしぶりにあったYさんは昔と変わらずギャグを連発して

 

 

飲んだら目が座って、得意の腰振りダンスも健在で、ほんとに会えてうれしかった。

 

 

2018126105342.JPG201812610543.JPG二人でこの写真を撮った後、Yさんの目がウルウルしているのに気が付いた。

 

 

涙もろいのも健在やった。笑

 

 

 

いつもこのブログも読んでくれているらしい。

 

 

Yさん、会いに来てくれてほんとにありがとうございました!!

 

 

また会える日を楽しみにしています!!

 

 

・・・って、またコレ読んで泣かんといてなーーーー!!

 

 

 

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