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こっとし~の夏はどこ行こうか~ヒルクライム<秋編>

毎度、同時に五冊の本を読み進めていて、もう何が何やらのMOYでございますriceball

 

201971318745.jpg内、二冊は小説ではないので、別に問題ないのですが

 

残り三冊は再び手に取るたびに、前の内容をすっかり忘れています。

 

どうしてこんなことになっているかというと

 

多分、昔のように集中力がなくなったからだと思われます。

 

一冊をグッと集中して読むことができなくなってきたため

 

途中で浮気して、他の本に手をだし、

 

またそれも読み進められず、他の本に手をだし・・・・

 

気が付くと五冊に。

 

もうどれも読み終えられない気がしてきました。

 

 

 

 

さて、ヒルクライムの続きです。

 

 

走り出して30分もたたない間に、トイレを二回も借りた私。

 

 

BO-KO-ENかと覚悟したものの、幸いそうではなかったようで

 

 

走り出した最初よりも調子が出てきた気さえしました。

 

 

ほぼ平坦だった道は気が付けば緩やかな坂道へと変わっていました。

 

 

いよいよ山へ入ります。

 

 

日陰のなかった平地に比べ、両脇に木々の生える山道は少し涼しく感じ

 

 

それがまだ見えない先のコースへの不安を少しだけ軽くしてくれます。

 

 

一緒のチームだった女子とも離れ、彼女が先に行ったのか、まだ後ろにいるのかもわかりません。

 

 

初めてのレースらしいレースに、仲間の人がこうアドバイスをくれていました。

 

 

「自分よりちょっとだけ先を行く人を見つけたら、頑張ってその人の背中を追うねん」と。

 

 

人は何か目標があると頑張れるものです。

 

 

私もその目標となる誰かの背中を探しました。

 

 

 

 

 

 

が、

 

 

 

201971318257.jpgだーーーーれもおらん

 

 

(写真、撮ってんと走り)

 

 

ほんまに前も後ろもだっれーもいなくて、目標を見失いました。

 

 

それでも山に入ってからも所々に応援の方がいたり、スタッフの方も必ず声掛けをしてくださって

 

 

孤独を感じつつも、なんとか頑張って走りました。

 

 

ずっと緩やかな坂道が延々続くのですが、この頃は調子が良くて自分でも「イケるかも」なんて思ってました。

 

 

 

頂上がゴールで全長約18kmのコース、自分が今、どの辺りを走っているのか全くわからないので

 

 

力の出し加減もわからず、とりあえず無理せずに、マイペースで走っておりました。

 

 

何km地点辺りからでしょうか、徐々に坂がきつくなってきまして

 

 

とうとう、着地。足を地面につけてしまいました。

 

 

一度、着けたら最後、もう、後はちょっと乗っては降り、ちょっと乗っては降り、の繰り返し。

 

 

でも、坂道なので、乗って漕ぐのもしんどいけど

 

 

降りて自転車を押しながら登るというのも同じくらいしんどく・・・・

 

 

もう息も上がり、心臓はバクバク。

 

 

 

途中で、久しぶりに人影を発見!

 

 

女性と男性が同じように自転車を押して登っていました。

 

 

どちらからともなく「頑張りましょう」と声を掛け合いました。

 

 

 

2019715141524.jpg余裕もないのに、途中で自撮り

 

(もう写真とかええから、少しでも先に進みなはれ)

 

 

 

 

 

この頃にはかなりしんどくて、制限時間内のゴールは無理かもなぁ・・・と弱気に。

 

 

でもとにかく完走だけはしたい・・・・

 

 

そう思ってました。

 

 

そして、せっかく参加したからには楽しみたい!と思った私は

 

 

沿道で声援を送ってくれていた年配の女性に声をかけました。

 

 

「記念に写真を一緒に撮ってもらえませんか?」と。

 

 

すると、意外な反応が。

 

 

 

 

まるで有名人と記念撮影でもするかのように

 

「きゃー!!一緒に??いいんですか?!」と大喜びの様子。

 

 

 

自分から声をかけておきながら予想外の反応に驚く。

 

すると近くにいたスタッフのおじさんまでもが

 

「俺も!俺も撮りたい!」と仲間に入ってきて

 

気が付けば撮影会が始まりました。

 

一人ひとりとそれぞれのケータイで撮ったんですが

 

肝心の私のスマホのカメラ機能がこの時調子悪く、私のだけ撮れないという事態・・・・

 

せっかく撮った写真、私も欲しかったので、LINE交換でもしようかと思った位ですが

 

さすがに時間をロスしすぎたので諦めました。

 

 

きっと、おじちゃんおばちゃんたちからすると、こんなレースに出る人はみんなアスリートって思ってるんでしょうね。

 

私みたいなズブの素人が紛れているとも知らずに・・・

 

だから、なんか選手と写真を撮れた!みたいに思ってくれたんやと思います。

 

申し訳ない・・・・

 

レース中に二回もトイレを借りた女なのに・・・・

 

 

 

 

そしておばちゃん二人+おじちゃん一人からの声援を力に変えて、また走り出しました。

 

 

しかし・・・

 

 

ここから先、つづら折りの坂道がずっと続き、もう・・・・・

 

 

 

 

しんどーーーーーーーーーーい!!!

 

 

 

 

帰りたーーーーーい!!

 

 

 

おかあちゃーーーーーーーん!!

 

 

 

ってなりました。

 

 

 

自転車に跨り、あのポールまで頑張ろう、

 

 

次はあのミラーまで、、、とほんとに10m間隔位で目標を決め、

 

 

そこまで頑張って漕いでは降りて、押して、また乗っての繰り返し。

 

 

 

 

そして、いったいあと何kmでゴールなんだろう・・・

 

 

ゴールが近いのなら、スタッフさんも「もうすぐですよ!」とか言ってくれそうなもんやけど、それもない。

 

 

いよいよ限界が近づいてきた、その時。

 

 

スタッフの方が

 

 

「頑張って!!もうあと少し!!」と言ってくれた直後に聞こえた言葉。

 

 

 

 

 

 

「あと、3km!!!」

 

 

 

 

 

「さ、さ、さんきろーーーーーー!!」

 

 

心がボキッと折れる大きな音が聞こえました。

 

 

ソッコー、自転車を降りました。

 

 

声をかけてくれたスタッフの方も、私のあまりの凹みように

 

 

「言わなきゃよかった」的な申し訳なさそうな顔に。

 

 

 

 

元気な時の平地の3kmなんて、ハナ〇ソですよ、そりゃ。

 

でも、もう限界かも・・・・って思ってる時の、山の登り3kmは

 

例えるなら、

 

「重たいお米を担いで歩いて配達に行って、やっと届け先についたと思ったら

 

『あ、〇〇さんやったら、同じ名前やけどうちやなくて、もう一山越えたお宅ですよ』」

 

 

って言われた位のショックです。

 

 

 

 

ほんまにこの「あと3km!」で心折れた私は、しばらくそこで休憩。

 

そして、息が落ち着いてから再び走り始めると

 

背後からブロロロロォ~とゆっくりバイクの近づく音が。

 

それまでにも何度かバイクとはすれ違っていて、「大丈夫ですか?」とか声をかけてもらってました。

 

 

 

そのバイクが、私を追い抜くことなくずっとゆっくり後ろをつきながら

 

無線で何やら話しているのが聞こえてきました。

 

 

 

「えー、こちら〇〇地点。えー、前方の女性、ゼッケン7、2、5、この方が最後ですー」

 

 

 

 

「ん?ゼッケン、725?最後?」

 

 

 

え?私?

 

 

 

最後?

 

 

 

思わず振り返り

 

 

「え?私ですか?私、最後?」と聞きました。

 

 

すると「はい、そうです。後の方はもうリタイアされたんで」

 

 

 

 

 

そうか・・・・

 

 

なんとなく、そうかも・・・とは思っていたけど、私が最後か。

 

 

さっき、出会った男性や女性はリタイアしてしまったのか・・・・

 

 

複雑な思いを抱いている私に、

 

 

バイクの方が

 

 

「ちょっと!!え?ずっとそれで走ってきたの?」と。

 

 

「へ?」と思う間もなく、バイクを停めてその人がバーッと私に近づいてきて

 

 

「思いっきり、アウターになってますよ!!」と。

 

 

 

 

 

 

はい、ここで私のバカさがまた露呈。

 

 

スポーツバイクにはアウターギアとインナーギアというのがあり、

 

 

平地ではアウター、ヒルクライムなどの登りはインナーを使い分けるものなんですが

 

 

ロードバイクを乗り始めてそろそろ3年になるというのに、未だにこのギアの使い分けをわかっていない私は

 

 

思いっきりアウターでヒルクライムをしていたようです(大バカ)

 

 

そら、しんどいわ。

 

 

なんの訓練?

 

 

バイクの方がバーッてギアを変えてくれて、

 

 

「これで楽になるし、頑張って!!」と言ってくれました。

 

 

 

そして、また背後で無線連絡。

 

 

「えー、さっきの女性、725、ギアを思いきりアウターで走っていました」と。

 

 

恥ずかしいわ。

 

 

 

 

長くなるので、いったん切ります。

 

 

つづく・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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